[Adobe Air] コア・コンピタンス分析アプリ
September 3, 2009

Pocket Core Competence インストールはこちらから
木をモチーフにしたアイコンは、新しく作ったアプリ『Pocket Core Competence』。
コア・コンピタンス分析を行うアプリです。
その左が先月に公開したSWOT分析アプリ『Pocket Swot』。
どちらも戦略策定フレームワークをアプリ化したものです。
コア・コンピタンス分析は、組織や個人が持っている能力(才能)のなかから、どれを競争力の中核とするか定義するものです。
『Pocket Core Competence』を起動すると、最初のステップで、いくつかコア・コンピタンスになりそうな能力を列挙します。
それを3つの視点から評価して、最初に挙げたコア・コンピタンス候補のうち、一体どれがコア・コンピタンスとしてふさわしいか、導くアプリとなります。

間違いがおきやすいのは、最初のステップ。
コア・コンピタンス候補に挙げるものには、次の内容を除くようにします。
コア・コンピタンスにならないもの
・商品
・会計上の資産
・インフラストラクチャー
・流通チャネル
・ブランド
・特許権
・競争優位
・重要成功要因
(『コア・コンピタンス経営』より)
たとえば、iPhone、ニンテンドーDSなど、タッチパネル式を取り入れた商品は人気があります。
じゃあ、iPhoneがコア・コンピタンスかというと、iPhoneは商品そのものなので、コア・コンピタンスであるとは考えません。
この場合、『製品をタッチパネル化する能力』をコア・コンピタンスの候補として挙げます。
『製品をタッチパネル化する能力』はひとつの製品の枠を越えて、展開できる可能性があり、長期的にみて競争力の原動力となり得ます。

『三国志で学ぶランチェスターの法則』に『コア・コンピタンス経営』の条件をわかりやすくまとめた箇所があるので引用します。
コア・コンピタンスの条件
・広範囲かつ多様な市場へ参入する可能性をもたらすものでなくてはならない。
・「顧客にもたらす価値」に対して、最終製品が貢献するものでなければならない。
・ライバルにとって、模倣するのが難しいものでなければならない。
今回作ったアプリでも、上記の3つの条件(視点)を使って、コア・コンピタンス候補を評価するような流れとしています。
SWOT分析で言うところの、「強み(内部環境)」は店舗量(会計上の資産)なども含めると解釈しています(違ったらコメント、Twitter等でご指摘ください)。
『Pocket Core Competence』を作ってみて、コア・コンピタンス分析は、SWOT分析とレイヤーが違うというか、深いところに焦点を当てているような気がしました。
コア・コンピタンスの考え方は、組織レベルではなく、個人レベルで考えれば、自分がどの能力を伸ばしていけば、競争力をもてるか、考えるのにも使えそうです。
思いつきですが、『個性を伸ばす教育』も子供のコア・コンピタンスを意識しながら進めたら良かったんじゃないでしょうか。
コア・コンピタンスがないなら、ゼネラリストを目指すように導いた方がいいだろうし。
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