『三国志で学ぶ ランチェスターの法則』を読んで

August 24, 2009

ガリバー(強者)に対して、チャレンジャー(弱者)はどうやって勝つか。

チャレンジャー企業がガリバー企業を追い越すには、特定の市場や地域(局地)でシェアナンバーワンとなって、それから規模を大きくする。

『三国志演技』とビジネス事例(H.I.S.やアスクルなど)で、ランチェスター戦略をとることでチャレンジャーがどうやってガリバーに勝ったか、解説した本。

各章、『三国志演技』の名場面を例に始まり、最後はビジネス事例で締めるという構成で、読み易いし、分り易かった(『三国志演技』をまったく知らない人はどうかわからないけど)。

ランチェスター戦略では、チャレンジャーは次のような戦い方が候補。
・特定の市場や地域(局地)で戦う
・バリューチェーン(価値連鎖)の中から相手の弱点を見つけ、その分野で戦う
・セグメンテーション(市場細分化)で、相手のいない市場を狙う
・一強多弱の市場で二強体制に持ち込んで、戦う

一方、ガリバーは、勢いにのるチャレンジャーがいたら、それを模倣するのが定石(ペプシネックスを追いかけたコカ・コーラ・ゼロなど)。

『三国志で学ぶ ランチェスターの法則』は、ランチェスター戦略のほかにも、戦略策定に必要な考え方(セグメンテーション、ファイブ・フォース、バリューチェーン、コア・コンピタンス)や他の戦略(ブルー・オーシャン戦略)にも触れていて、これから知識をつけていきたい人に優しい内容だった。



Posted by scratchbrain at August 24, 2009 2:17 AM ブックマークに追加する

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