『「R25」のつくりかた』を読んで
May 5, 2009
臨場感のある本。
ざくっとしていた企画が、ターゲットの調査と分析を経て、だんだんとコンセプトが固まって、コンテンツの骨子、「R25」というタイトル、デザインと、形となっていく過程が、わかりやすい言葉で書いてあり、横でその過程を見ていたような感覚を持ちました。
読んでいると、ターゲットの定義が決まってからは、プロジェクトが峠を越えて、ひとつの方向性に向かっているのが伝わってきて、追い風が吹いているような文章に変わったような気がします(そこからは一気に読んでしまった)。
いくつか気になった箇所。
僕にとってのいい企画とは、自分の中に潜む、どうしようもない怠惰な部分をいかに振り向かせることができるか、というのが条件のひとつになっていきました。
なんの気なしに手に取れるフリーマガジンだからこそ、作り手の責任が重大だと僕は思ったのです。
会社帰りの電車で読むイメージを膨らますと、会社というONの場所から、家というOFFの場所へと帰っていくわけですから、当然読者の頭の中もゆるやかにOFFモードに切り替わっていく。フリーマガジンの台割(全体構成のようなもの)もそれに沿ったものにしよう。
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