ひでぇ話だなあ(定額給付金について)
November 13, 2008
『やりぬく責任』
自民党のCMに出てくる言葉だ。総理大臣が二度連続で職を投げ出してきたことを意識した言葉なんだろう。
今日読んだ日経新聞によると「定額給付金」は次のようになるらしい。
・一人当たり1万2000円
・18歳以下と65歳以上は2万円
・所得制限(高額所得者に給付するかどうか)は市区町村に任せる
参考記事:
asahi.com:定額給付金の所得制限、設定は自治体に丸投げ 与党合意 - 政治
「所得制限」については市区町村に丸投げで、CMの『やりぬく責任』というコピーに相反するように思った。
大きな案件を任されることで喜び、発奮する人はいる。
けれども中央政府が決めかねた「所得制限」の判断を任されて喜ぶ人はまずいないだろう。
そして、所得制限を設けるにしろ、設けないにしろ、市区町村には調整費用がかかると予想できる。
その費用はどこが払うんだろうか。「定額給付金」自体は中央から支払うとしても、調整コストを市区町村がもつはめになるのだとしたら、「丸投げ」は二重でたちが悪い。
いったいこの国はどこへ向かっているのだろう。
単なる下降ではなくて、破滅に向かっているんじゃないかと不安になる。
先日のエントリーでも書いた筑紫哲也さんの言葉をあらためて思い浮かべる。
政治はシンプルで、
「若い世代のためにどれくらいお金を使うか」
「高齢者のためにどれくらいお金を使うか」
その配分の争い。
それがいまはどちらにも向いていない。
18歳以下と65歳以上の給付金が多いのは、どちらにも向いていないことを象徴することだと思った。
今回大事なのは「年齢」ではなく「所得」だよな、と思う。
年収の少ない人の給付金が多いというのなら、まだ納得はいく。
でも実際は年齢で区切っていて、そのうえ「所得制限」は市区町村に投げて、どれだけいい加減な政策なんだ、と思う。
こんなことが続くなら、やりぬかなくたっていいや。
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