『ネット未来地図』を読んで
October 30, 2007
遅ればせながら先月、今月と、『ウェブ進化論』『ウェブ人間論』『フューチャリスト宣言』『次世代ウェブ』『iPhone衝撃のビジネスモデル』『リンク格差社会』エトセトラを読んで、だいたいこれまでの流れをつかめた気がする(まだ気になっていて読んでいない本はたくさんあるけれど)。
結局のところ、こうやってまとめて読むと、そこから感じられるのは、楽天、ヤフーの今後は懐疑的であり、グーグル、アマゾンの覇権はしばらく続き、アップルがあなどれないってとこに落ち着く。まあ、そのほかSNS、セカンドライフなんかが取り上げられている。
楽天、ヤフーが場所代を収入源としていることと(広告収入もある)、グーグルが広告収入をメインの収入源としていること、それと比べてアマゾンとアップルが本だったり、音楽やiPodやMacといったモノを売って収入源としている点では大きく意味が違うんじゃないかって思う(収入の内訳ももっと知っておきたいな)。
あと、どの本もアドビ抜きで話が進んでいるけれど、個人的にはアドビももっと影響力があると思うんだけどなあ。プロダクトを持っていて、Webサービスも手を出せるという点で(Flash Playerの普及率の高さはもとより、Air、Buzzword、Shareって動きも気になる)。
『ネット未来地図』ではほうぼうで増えている電子マネー、ポイントプログラムの目的が囲い込みにあることから、統一化は難しいと述べるなか、ポイント交換のインフラ作りに注目している。そのうちポイントの為替相場が登場して一般的になったりするのかな。マイル安、アマゾン高とか。
セカンドライフは、僕もずいぶん前にユーザー登録して二回くらいログインしたきり使っておらず、とは言え、本屋とかでセカンドライフ関連の本がたくさん出てたりするので焦っていたのだけれど、この本でも『ごく普通のインターネットユーザーたちの間では、セカンドライフのブームなどどこにも起きていない(引用)』とあるように盛り上がりに欠けていることを指摘していて正直、安心した。
もう少しすると、梅田望夫さんの新しい本が出るけれど、『ネット未来地図』では、これまで何冊にもわたって読んできたようなことが一冊にまとまっているので、現段階の総括という形で読むのに適した本だった。
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